ロボット掃除機Eufy 11Sが壊れたので自力で修理した(前編)
2018年12月に購入したロボット掃除機Anker Eufy RoboVac 11Sが、タイヤ駆動モーターの故障で動かなくなってしまいました。エントリの前編では、故障してサポートセンターへの連絡したときのやり取りなどを、後編では自力で分解して直るまでの過程をメモしておきます。
ロボット掃除機が故障
いつも通りEufyを稼働させいていると急にエラーが出て止まってしまいました。
エラーが出ると表のランプが赤色に光り、ビープ音の回数でどこに問題があるか教えてくれます。 本体を裏返すとこんな感じでエラーの内容が書いてあるので、問題の解決法をマニュアルで確認、解決しない場合はサポートに電話して相談します(電話番号とメールアドレスも裏面に貼られています)。
エラーは赤ランプが点灯+ビープが1回なので”wheel is stuck”。タイヤがスタックしているようですが、特にごみが絡まってるとかはない様子。 ただ、タイヤを手で回してみると左のタイヤが右に比べて重い感じです。スイッチを入れると真っ直ぐ走れなくなっているので、左のタイヤが壊れたようです。
だいたい20か月弱で故障。(ハズレに当たった可能性もありますが)ロボット掃除機の中では安い商品とはいえ製品寿命短いですね。 ルンバとかよりも薄くて家具の下も掃除でき、静かなので結構気に入っていたのですが残念。
コールセンターに電話
裏面にコールセンターの電話番号が書いてあるので、修理してもらえるか聞こうと思い電話してみました。
つながって症状を伝えるとタイヤの状態などを確認する質問があったあと、購入先の確認がありました。 アマゾンで購入したと伝えると、注文番号を聞かれます。そこから、購入日をオペレーター側で確認できるようです。 オペレータの人曰く、
- すでに保証期間(18か月)を過ぎてるので保証対象外。
- 修理は(有償でも)やっていないです。
- タイヤのユニットはネジで止まってるだけだから、外してごみとか挟まってないか見てみて。
ということでした。修理は有償でも受け付けていないようです。 ネットで調べると、
- 保証期間内→交換(すぐ交換品を送ってくれて届いたら故障品を返送するだけ)
- 保証期間外→寿命(買い換えてね)
という感じで、保証期間内かどうかでだいぶ対応が変わりますね。 ちなみに、サポートセンターの電話はすぐつながるし、オペレータの人も親切でした。 メーカが分解を勧めてくるのってなかなか珍しいですね。
タイヤの部分を分解してみる
壊れているタイヤのユニットを取り外してみます。 タイヤのユニットは本体と独立していてねじ止めされているだけなので、ドライバー一本で簡単に外せます。
外してギヤボックスの中も見ましたが、特に壊れたりごみが詰まってるわけではないようです。消去法でモータが壊れたみたいですね。
YouTubeで同じ症状のEufyを修理している人を発見
ネットを検索してみると、
- Ankerの公式サイトで交換部品が売っているが、発送してくれるのはアメリカ、ロシア、ヨーロッパの一部の国のみ。(ちなみに、タイヤのユニットは$15で売っている。)
- e-bayとかに中古パーツが出てるけど、送料を考えると高すぎる。
ということがわかりました。Anker公式サイトで交換パーツが手に入るのに日本は発送対象外なのが痛いですね。今後、日本への発送にも対応してくれることを望みます。 さらに検索していると、YouTubeで全く同じ症状になったEufyを修理している人を発見。モーター内部にカーボンダストがたまっているのが問題のようです。 動画で修理しているEufyはひとつ前のモデル(Eufy 11)ですが、かなり丁寧に修理法が解説されているので頑張ればコストをかけずに修理できそうです。
ROBOVAC MOTOR REPAIR - SPINNING NOT WORKING - FIX EUFY and OTHERS
この動画にしたがって、実際に修理してみました。
(後編に続く)