SPEEDTEST CLIをRaspberry Pi 4にインストールするときのメモ。
インターネットへのアクセス速度を測定する有名なサイトにSPEEDTESTがありますが、定期的に自動で実行したい人のためにCLI版が用意されています。
サイトにも
Test the internet connection of your Linux desktop, a remote server or even lower-powered devices such as the Raspberry Pi® with the Speedtest Server Network™
と書いてあり、Raspberry Pi対応してそうな雰囲気ですが、サイトに記載されているコマンドを実行してもサポートされてない旨表示されてインストールできないです。 (Ubuntu/Debian用のインストール事前準備用シェルスクリプト(https://install.speedtest.net/app/cli/install.deb.sh)もコード見るとRaspberry Piに対応してそうな記述があるが動かない。ソースコードに書いてある手順を手動で実行してもaptでインストールするときにエラーになる)
ただ、Raspberry PiでSPEEDTEST CLIが使えなくなったわけではなく、直接バイナリをダウンロードして実行すれば普通に動きます。
Raspberry Pi4で32bit版のOSを使っている場合は、Linuxのなかからarmhfを選択。
ダウンロードすると実行ファイルが入っているので適当なところに配置すると普通に実行できます。
引数なしで実行すると以下のようにインタラクティブに実行されます。
出力はhuman-readable, csv, tsv, json, jsonl, json-prettyから選べます。csvよりjsonのほうがデータの項目数が多い(詳細)です。jsonlは途中経過も出力します。human-readable以外は単位がB/sなのに注意。bpsに変換するには結果を8倍する必要があります。また、JSONで出力されるタイムスタンプはGMTです。