airBalticcardのSIMを北欧で使ってみた
海外で使えるプリペイドの格安SIMカードであるairBalticcard Mobileをスウェーデンとフィンランドで使う機会があったので使用感を書いてみようと思います。
使い方や特徴など基本的な情報は、以下のサイトに詳しく出ているので興味のある方はそちらを参考にしてください。
airBaltic card Mobile SIMカード：中国、韓国、アメリカ、インドで繰り返し使える格安プリペイドSIM、1GB / 8.9ユーロから
airBalticcardを選んだ理由
airBalticcardを選んだ一番大きな理由は、利用予定の北欧で利用料金がめちゃくちゃ安いこと。airBalticcardには、特定の国で使える安価なプラン（データパック）が用意されており、Denmark, Estonia, Finland, Latvia, Lithuania, Norway, Swedenで、データ通信量1GB（最大30日）で2ユーロの「Data pack No.53」があるのです。
日本の格安SIMより安いレベル。着信の方はどこの国でも無料です。なんで北欧だけこんな安いのかと思ったら、運営会社がラトビアの会社みたいです。本拠地だから気合が入っているのかもしれないです。
他の国で使う場合も、安価な従量課金プラン（1MB / 0.015EUR。airBalticcardではData pack No.48と呼んでいる）や、定額プラン（1 GB / 30 daysで8.9ユーロ。Data pack No.75）があります。（それぞれ主要な37~49カ国が対象。メジャーな国はほとんどカバーされてます）。
自分の使いたい国で、どんなプランが用意されているかは以下のページで簡単に調べることができます。
2つ目の理由は最終利用日から730日（540日）以内に使えば無制限に繰り返し使えるところ。初回はSIMカードの代金（900円ぐらい）がかかりますが、以降はチャージすればずっと同じ番号が使えます。年1回以上海外行く人は低コストですし、2回目からはいちいち設定とか必要なくて便利ではないでしょうか。
3つ目の理由は、日本国内からamazonで購入できるところです。海外についたあと空港で現地のSIM買う方法もあるのですが、これだと空港に着いたあとセットアップしないといけないし、大体ついた初日はバタバタしてることが多いので、国内で準備していって、飛行機で差し替えられるのは便利でした。
ちゃんと繋がるか？
フィンランドではSonera、スウェーデンではTeliaという通信会社につながってました。どちらも特にストレスなく繋がり通信速度も良好でした。
注意点
SIMが届いたら、まずアクティベートとアカウントの作成をする必要があるのですが、アクティベート用のPINコードがしばらく届きませんでした（理由不明。だいぶ時間が経ってからSMSで届いた）。アカウントはスムーズに作成できて、PIN入れなくても使えるようになったのですが。。余裕を持って国内でセットアップ＋テストしたほうが良いかもです。ちなみに国内ではDOCOMOにつながると書いてあるレビューが多いですが、私の場合、Softbankに繋がりました。
2つ目の注意点は、データプランの購入がスマートフォン向けのサイトではできないこと。（パッケージナンバーを覚えていれば、電話発信画面からコマンド入力ですることは可能）
スマートフォン向けのサイトは機能が限られているので、いくつかの作業はPCしかできないみたいです。
チャージは最低10ユーロから。1回しか使用予定がない＋利用予定金額が10ユーロよりだいぶ安い場合はトータルで高く付くかも。
最後の注意点は、airBalticcardに限りませんが、SIMカードの抜き差しが発生するので紛失に注意する必要があります。私は、クレジットカードサイズのSIMカードケースを購入しました。
デュアルSIMのスマートフォンでない限り、SIMの入れ替え作業が発生するので紛失に注意する必要があります。これだと、使わないほうのSIMを財布に入れておけるので便利ですし、SIM抜き差し用のピンも付いてきます。
まとめ
airBalticcard Mobile、使える国も多いですし（特に北欧は）安価なので結構良かったです。定期的に海外に行く人には結構良い選択肢だと思います。
