防災用・停電対策にBicosy 充電式LEDランタンを買ってみた
停電時の非常用照明+モバイル充電用バッテリーとしてBicosyの充電式LEDランタンを買ってみました。
全く同じ形状のものがanazonで多数販売されていますが、今回購入したのはBicosyのものです。
デザインや外観
こんな箱に入って送られてきました。
本体を充電する際に使うUSB(Type A - micro USB)ケーブルと携帯用の袋がついています。
箱から出すとこんな様子です。
中にリチウムイオン電池が内蔵されており、LEDライトを点灯させることができるだけでなく、出力用のUSB(TypeA)端子がついていて、他のデバイスに電源を供給することもできます。
バッテリー容量は11200mAhで、最大輝度で25.5時間、低輝度で510時間持つらしい。
黒い表面の部分はグリップ感のある素材でできています。重さは思ったより軽い(308g)。
上には引っ掛ける用のカラビナフック、バッテリー残量のインジケータとM(ModeのM)とB(BrightnessのB)2つのボタンが付いており、ランプの色、輝度、バッテリー残量の確認ができます。
ついてくる説明書がこちら。M長押しでON/OFFでき、点灯時にMとBボタンを押すことでそれぞれ、ランプの色と輝度を変えられます。
今回購入のものは「昼白色」「電球色」「白色」「SOS(赤色でモールス信号のSOSのタイミングで光る)」で光らせる機能があります。
使ってみた感想
良いところ
- サイズがコンパクト(約70×106mm)で良い。防災用にしまう場所に困らない
- 持ちやすいサイズ。持ったときのグリップ感も良い
- 結構軽い
- 緊急時のモバイルバッテリーと照明の両方の目的に使える
- LEDランタンからiPhone XS、Xperiaを充電してみたが、問題なく充電できた
- 2~3回はフル充電できそう
- 明るさは無段階調節できる
微妙なところ
- 「電球色」と「白色」はあんまり見分けがつかない
- 充電端子の部分についている、キャップの作りが甘い。出力用端子のカバーが完全に閉まらない。室内での仕様を想定しているので気にしてないが、キャンプ用のつもりだと困るかもしれないので注意したほうがいいです。(多分、大半は問題ないものなのだと思うけどそういうのも混じっているみたいなので)
他の製品との比較
見た目が全く同じLEDランタンがamazonで販売されています。 (大量にあって全部見てないですが、Bicosyの他に少なくともLanktoo、Superway、Ubetterから出ているようです。) いくつか確認したところ、大きな違いは以下の3つみたいです。
バッテリー容量
見た目と寸法が全く同じでも容量は10000mAh~12800mAhで差があるようです。 (公称なのでどこまでホントかわかりませんが、多いほうが点灯時間は長くなります)
ランプの色の種類
電球色、昼白色、白色、の他にSOSランプ(赤で点滅)やフラッシュ、虫よけ(虫の嫌いな波長の光が出るらしい)機能など、各社ランプの種類が微妙に違うようです。少なくともBicosyのものでいうと、電球色と白色はあんまり違いがありませんでした。あんまり期待しないほうがいいかも。あと、ランプの種類によってはバッテリー消費が結構多いものもあるようです。
ボタンの個数
ランプの種類を切り替えるボタン(Modeボタン)と、輝度を切り替えるボタン(Brightnessボタン)が別々のものと一緒のものがあるようです。 スイッチが一つしかないものは、長押しでModeボタンの機能になったりするみたい。個人的には、複数ボタンの方が使いやすい気がします。
その他
それ以外にも、前回使用したときの輝度を記憶する機能があるものとないものがあるみたいです。あと、本体色が各社違います。
寸法違い
高さが半分くらいでバッテリー容量が5000mAhぐらいの商品も出ているようです。こちらは背面がマグネットになっていて金属部分に貼り付けて使うこともできるみたいです。
上記の点に注意しながら、レビューなどを見て選択することをおすすめします。
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もう少しコンパクトなBeszingのLEDランタンレビュー記事。