Windows10でBluetoothが使えない時の対処法
症状
PC本体にはBluetooth機能がついてないので、USBに挿して使うドングルタイプのBluetoothアダプタを使っています。
たぶん、バッファローのこれ。
BSHSBD05 Bluetooth®3.0+EDR対応 USBアダプター(class1) : 無線レシーバー | バッファロー
だいぶ古い製品なのでWindows10は動作対象外みたいですが、これまではWindows10でも問題なく使えていたのです。 ただ最近、PCパーツの交換でハードウェア構成が大きく変わったときに、(インストールしてあるドライバーの大幅な変更があったからか)このBluetoothドングルが使えなくなってしまいました。
WindowsにおいてBluetoothデバイスの管理は「Windowsの設定」の「デバイス」で行います。 確認してみると、下の図のように、Bluetoothデバイスの欄に「Bluetoothが無効です」と表示されていて、有効/無効を切り替えるトグルボタンがありません。
「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」を押しても、「接続できませんでした」と表示されます。
一方、デバイスマネージャー上では「CSR Bluetooth Device」として認識されていることになっているみたいです。
表示上は、正常に動作していることになっています(実際は使えないんだけど)。
試しに「ドライバーの更新」をしても「最新版がインストールされている」と言われてしまい、どうにもならない状況です。
対処法
結論から言うと、メーカのページで配布されているドライバーソフトを再インストールしても無駄です。 一旦デバイスとドライバーソフトウェアをアンインストールして、Windows10標準のドライバーで認識させると正常に動作しました。
以下に詳しい解決手順を示します。
1.デバイスとドライバーをアンインストールする
まず、デバイスマネージャで「CSR Bluetooth Device」を削除。
ドライバーソフトウェアが入っていたらそれも削除。
Bluetoothアダプターを挿している場合は取り外して再起動します。
2.Bluetoothアダプターを差し込む
USBポートにBluetoothアダプターを挿すと自動的に標準のドライバーがインストールされて使用できる状態になるはず。 「Windowsの設定」の「デバイス」を開くとBluetoothのON/OFFを切り替えるトグルスイッチが出現します。
接続したいBluetoothデバイスの電源を入れてから「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックしてデバイスが検出されれば成功。 すでにペアリング済みのデバイスでうまく使えない場合は、一旦デバイスを削除して、再度ペアリングし直すとうまくいきます。
ペアリングすると無事使えるようになります。
ちなみに、デバイスマネージャーでは「Generic Bluetooth Radio」と「Microsoft Bluetooth Enumerator」が表示されているはず。