災害時の停電対策などの目的でポータブル電源を購入しました。
ポータブル電源は結構いろんなメーカから発売されてますが、AnkerのSolix C1000を買いました。この機種を選んだ主な理由は、
- 仕様(容量、サイズ、コンセントの出力ワット数など)が要求を満たしている
- 5年保証+10年利用できるように設計されている(バッテリーだけでなく電子回路も長寿命設計)
- 100%充電した状態で長期保管できる(主に防災用のため)
- リン酸鉄リチウムイオン電池であること
- バッテリー回収サービスがある(+10年後まで会社が存続してて回収してくれそう)
- サポートが手厚い
あたりが決め手です。
ポータブル電源はたくさん販売されているので、まず、サイズや重さ、容量を決めると思います。私は取り回しと容量とのバランスから1000Wh程度のものにしました。
次に大容量のリチウムイオン電池で気になるのは安全性。 これはリチウムイオン電池の種類で変わってきて、三元系<リン酸鉄<半固体<全固体の順に安全になります。現状半固体電池はDabbssonの製品ぐらい、固体電池はほぼ製品なしの状況なので、選択肢が多くて安全性が比較的高いのはリン酸鉄になりますね(安全性にこだわるなら半固体)。あとは価格や出力ポートの数、レイアウトなどの仕様で選ぶことになると思います。 Anker製品で良いなと思ったのは、3.の100%充電状態で長期保管OKなところ(他社は60~80%程度での保管が推奨されている)。防災用だと結構助かる機能です。
以下にSolix C1000とほぼ同じ容量、価格、サイズの他社製品を以下に挙げておきます。以下はいずれも評判がいいので、最後は好みとか用途で選ぶとよさそう。
- Dabbsson DBS1300ポータブル電源 - 1300Wh | 1200W (半固体リン酸鉄リチウムバッテリーの製品)
- DELTA 2|デルタ 2 – EcoFlow Japan (Ankerより安い。一番人気?)
- Jackery ポータブル電源 1000 Plus|リン酸鉄・超急速充電・長寿命 – Jackery Japan (老舗の安心感)
価格や購入先
24年5月時点の定価だと約14万円なのですが、定期的に~30% OFFセールをやっているので急ぎじゃなければそのタイミングで買うのがいいと思います(Anker、Amazon、楽天で直販しています。それ以外から買うと保証が効かなくなるかもなので注意。私は楽天のセールで買いました。)。他社のポータブル電源メーカも大幅値引き前提の定価になってる上に結構な頻度でセールしてるので、安く買いたいなら底値を調べたほうがいいと思います。
購入後、数日で到着。楽天で買ったんですが、Amazonから発送され(驚)、ヤマトの配達で届きました。Ankerの発送通知のメールにも
・当店舗の発送業務はアマゾン・ジャパン合同会社、または楽天株式会社へ外部委託を行っております。 アマゾンが配送を行う場合がございますが、楽天市場でご注文いただいた商品となりますのでお受け取りくださいますようお願い申し上げます。
とあるので、こういうものみたいです。逆パターン(amazonで買ったら楽天から発送される)もあるのかも。
到着
大容量バッテリーなので、厳重に梱包されています。
側面には中国からAnker Japanへの発送したときの送り状とAnker社内用のラベルがついたままになってます。 4月15日中国発で船便で日本(の埼玉の倉庫宛)に発送されてますね。(多分航空機には載せられない)
開けると、(おそらく防水対策で)ビニールで包まれた箱が入っている二重梱包。
内箱はこんな感じ。こっちが本来の箱ですね。
空けるとクッションとビニールに包まれており、開けるとようやくバッテリーが見えました。 外箱のサイズから想像するよりだいぶ小さいです。
あとはアプリやマニュアルのダウンロード先と安全に関する注意事項が書かれたマニュアルと、充電ケーブル類の箱だけが入ってます。
充電ケーブルは、コンセント用、シガーソケット用、ソーラーパネル接続用の3本が入ってます。
使ってみる
バッテリーは最初から90%弱充電されているようですが、購入直後の一回目だけはコンセントに接続しないと主電源が入りませんでした(どこにも記載がないので注意)。
つなげばすぐ電源が入れられます。充電用のポートは左側面に、出力ポートはすべて前面に配置されています。ポートのレイアウトは各社、製品ごとに違うので比較して好みのものを買うと良いと思います。
どの家電が実際にどの程度動かせるのかは別エントリでまとめようと思います。