前回、AnkerのSolix C1000をレビューしました。ポータブル電源メーカのサイトには、主要な家電をどのぐらい動かせるか書いてあるかと思いますが、実際のところはどうなのか気になるところ。今回紹介するのはAnker Solix C1000に色々な家電をつないで動かした結果です(随時追加)。
電子レンジ
緊急時の煮炊きにはカセットコンロを使用するかと思いますが、電子レンジ調理しかできないものもあるので一応どの程度使えるかは知りたいところ。実際の消費電力の見積もりは加熱時に設定するワット数の2倍弱程度の消費電力でした。合計で1時間程度使える計算ですが、実際は1回2~3分程度とすると、2~30回程度利用できる計算になります。
冷蔵庫
これは、電気以外では動かないのでどのぐらい動かせるのか個人的に一番知りたかったです。容量470Lの三菱製冷蔵庫(8年ぐらい前の機種)で確認しました。だいたいポータブルバッテリーから供給を開始して12時間経過したところで(室温25度程度の環境で実験)残り5%ぐらいでした。ただし、いつも通り利用(+休日に行ったのでスーパーで買ってきた一週間分の食料を途中で追加したのでいつも以上に開閉あり)していたので、開閉回数を減らしたり工夫すればもう少し持つかも。 ポータブル電源からの電力供給中に電気の使用量を見ていたのですが、完全に冷えている状態を保持しているときは、0⇔16Wを行き来したり、たまに40W程度消費するなど低消費電力でしたが、食品を追加したりするとしばらく60W消費したり、瞬冷凍(余った温かいご飯とかを一気に冷凍する)機能を使うと80W程度(+霜取が作動)消費していたのでできるだけ開けないように維持していればもっと持つかもしれないですが、とりあえず半日ぐらいと考えておくのがよさそう。
携帯電話充電
これは一回満充電にしても1%減るかどうかというところ。スマートフォンのバッテリー容量は2000~4000mAh(7.4~14.8Wh)なので計算通りですね。